私がジャニヲタを辞めてアニヲタになった件。

今から書くことは決してジャニーズを見下したり馬鹿にしたりという気持ちは一切ありませんのでどうがご了承ください。

私は中学2年生の頃にジャニーズにハマりました。元々アニメが好きだったのですがそれを超えるくらいジャニーズが自分の中で猛烈にブームを巻き起こしたんですよね。
あの時は授業中 暇さえあればノートにメンバーの名前を漢字でカラーに分けて書いたり、好きな曲の歌詞を書いたり、LIVEのセトリを書いたり…
とにかく盲目になるくらい夢中になっていました。
ジャニーズを追っかけるのって本当に楽しいんですよね。新曲が出たりアルバムが出たり。学生の私には金銭的にはキツかったけどそれでもお小遣いを貯めたりお年玉を貯めたりして、自担のグッズを買い集めていました。
きっとこのままいけば私多分未だにジャニーズに夢中になっていたと思います。しかし物事はそううまくはいかないんですよね。痛感しました。

高校に上がって関わる友達を間違えてしまったのかもしれません。
その友人もジャニヲタだったのですがそこで生じた問題が【価値観】というもの。
ある日言われた言葉が、
「え!○○盗撮見ないの?!純粋~!笑」
私はその時貶されてるのか、それとも褒められてるのか、分からなくなってしまいました。
え?私って純粋なの?でもなんとなくバカにされてない…?私変なヲタクなのかな…。
この時はそう思いました。しかし人って怖いですね。そういった友人と関わっていると自然と自分もそちらの価値観に流されていくのが分かりました。
この時にもう関わるのを辞めればよかった。といつも後悔しています。しかしその時はそうもいかなかったのです。女子特有のアレですよ…。グループとか色々…。まぁめんどくさいものですよね。(苦笑)
そうして私もどんどん言ってしまえば害悪系のヲタクになっていったのです。
自担のビジュに文句言ったり、、悪口が増えたというか、なんて言うかこう、、性格が悪くなったんですよね。
もちろんその友人だけの責任ではありません。私が流されてもっとそちら側のヲタクの子達と仲良くなるようになったというのも原因かもしれません。自分の意思をはっきり持てば良かったと思います。
そしてこのタイミングでメンバーの熱愛疑惑。
私はこの頃とても荒れていたと思います。
熱愛すっぱ抜かれるとか意識低すぎ。などと言った心無い言葉をいつも心の中で思っていました。
その調子で新曲のメイキング等を見ても
仲悪そう。 とか、○○浮いてる。など、、
もう湧く!という感情があまり出なくなっていたんですよね。
そして私はふと推しグループのデビュー曲を聞いてて思いました。

『私ってこのグループの何を知ってるんだろう。』
『私みたいなのが推してていいのかな?もっと純粋に応援してた頃に戻りたい。』

唐突にそう思い急に悲しくなってしまいました。
純粋に応援してた頃は熱愛やらメンバー不仲説やら何も気にならなかったんです。耳にも入りませんでした。シャットダウンしていたのです。
しかし、今の私は深く変に知識を入れすぎてしまった。こんな事になるならもっとメンバーの面白エピソードなどを頭に入れれば良かったと未だに後悔しています。もう手遅れなんですけどね。。
そしてもう1つ気づいたのが、

【好きなアニメキャラを見ている時は純粋に応援できている。】

という自分がいました。
私そもそもジャニヲタ向いていなかったのかな…笑 とまで思いました。いや、向いていないです
きっと。
でもそれならそれでいいのです。人には向き不向きありますし。
アニメキャラって熱愛報道も文春との戦いも脱退も悲しい報道がないから大丈夫なのかなと思いました。
ジャニヲタの時には熱愛報道などマイナスな報道が流れる度に自分が尖っていくのがわかりました。ひねくれてるのは重々承知しています。
けどアニメってそれが0に等しいんです。
(もちろん中の人は結婚報道とかあるけど、、)
だからジャニヲタだった頃の気を張りつめたような変な鋭い感覚が自分の中で溶けた気がしました。すごく楽なんです。

もう自分はジャニーズ応援していたらダメだな。と思いました。自分は向いていないのだと思ったのです。

もし純粋に応援してた頃の自分になにか言えるなら関わる友人、自分の価値観、絶対に大事にして欲しい。と言うことでしょう。
好きなものは好きでいい。けど推している相手に文句を言ってる自分がいたら1度立ち止まってみて考えて見てほしい。
でもきっとその頃の自分に言っても
「当たり前じゃん!ずっと○○一途だもん」
などと楽天的な言葉が帰ってくるのでしょうね。